リバティーの60ローン生地でニードルブックを作った時の話です。
使用したリバティー生地は、薄手のブラウスなどを作る繊細な生地です。この生地でクラフト作品(ポーチなど)を作るには、芯を貼る必要があるので、いつもポーチを作る時に使っている不織布の芯を貼ってみました。
ところが、写真のように糊が表面に染み出し、しばらくして染み出した糊は薄くはなったものの出来上がりもなんだかごわごわしています。中温でアイロンを動かさずに、芯の貼り方はあっていたはずです。
薄い生地には薄い芯地をそれも織物芯が良いと教えてもらったので、いくつか購入して実験してみました。
(洋服を縫うことはほとんどないので、この辺りの知識がなく、織物芯ははじめて使います。)
バイリーン社のアウルスママの芯地3点でそれぞれの出来上がりを比べてみました。
写真一番右のw1は、その名の通り芯を貼っていないようなふんわりした出来上がりでした。洋服なら良いでしょうが、クラフト作品には柔らかすぎて却下です。
中央のw2と左のw3は、どちらも良い感じです。左のすっきりシャープな仕上がりの方がしっかり感があってお薦めかな?と思います。
最初に使った不織布の芯地と今回実験してみた織物芯と仕上がりを比べてみました。👇芯地によって、仕上がりがずいぶんちがいますよね。
結論
リバティー60ローンでポーチや小さな物を作るには、織物芯(今回はバイリーン社のアウルスママw2かw3)が適していると思います。ポーチなどの小さなものに限っての話で、バッグにはもう少し張のある芯を探した方が良いです。
後日わかったこと
そして後日、不織布のすっきりシャープな仕上がりも試してみました。
織物芯でなくても同じメーカーの不織布でも同じようにきれいに芯が貼れました。
・・・・という事は、織物芯、不織布芯の違いではなく、品質、値段の違いだったかもしれません?????
今回の実験で安い汎用品の糊の吹き付け方が全然違うことがわかりました。安い物はブラシで絵具を飛ばしたようなまだら模様だったのに対して、今回使った少し高い芯は目に見えないくらい細かい点で吹き付けられていました。
???実験は続きます (^^♪