同じ生地、同じ大きさのバッグで、貼る芯地をいろいろ変えて作ってみました。
使用生地は粗く織ったインテリアファブリック。11号帆布や厚手のコットン生地ぐらいの厚みです。
1 芯を貼らずに作りました。
くたっとした生地の風合いが出ていて、サブバッグとして使うのならこのように芯を貼らずに作ったほうがいいかもしれません。布バッグは芯なしの方が好きな人も多いです。汚れたら洗えるので、エコバッグとしても使えます。
マグネットボタンを付ける時は、力布の代わりに口の部分だけは芯を貼ります。
2 薄手の不織布の芯を全体に貼りました。
1の芯なしと比べて、しっかりした感じになります。それでも薄い芯を使えば柔らかさも残っているので使いやすいですね。
この布のような粗い織布の時は芯を貼っておくと端がほつれにくく、縫いずれも少なくなります。芯を貼ってから裁断します。アイロンで芯を貼るのが面倒ですが💦一番縫いやすいと思いました。
3 本格的なスポンジ芯を貼って作った物です。
布バッグですが、しっかり自立できます。
ここまで厚い芯を貼ると家庭用のミシンでは縫えないかと思います。(これは職業用ミシンで縫っています)どんでん返しで仕立てるのも無理です。
厚い上に接着面の糊がミシン針について縫うのにも苦戦しますが、ミシン油やシリコン油で針を拭きながら縫っていきます。
バッグを作る時、持ち手の長さや芯の選択にはいつも悩みます。それによって、ずいぶんバッグの雰囲気が変わってくるからです。
どれが良いというのではなく 出来上がりにそれぞれの良さがあるので、用途によって使い分けるのが良いのでしょうね(^^♪