やっと涼しく過ごしやすい気候になってきました。
熱かった今年の夏、見るのも鬱陶しい気がしてしまい込んでいた羊毛もそろそろ出番でとなりました。
羊毛手芸はニュージーランドに旅行した時に出会い 材料をたくさん買い込んできたものが今だ使い切れずにあります。
最近になって羊毛フェルトを使った手芸がいろいろ紹介され、材料もどこでも手に入るようになりましたが、当時は、まだ日本で目にすることがなかったので、現地でみたニードルフェルトの作品が衝撃的でした。
「かわいい!!!これって日本でも受ける」と、材料をたくさん持ち帰りました。
ところが、あれよあれよという間に フェルト手芸は人気となり、材料や本もたくさん出始めました。わざわざ海外で買うこともなくどこでも手に入るように、なってしまいました。
その上日本人の手仕事のレベルの高さ。フェルト化した布、刺繍、本物そっくりの動物の人形、どれもがとても完成度が高いですよね。
改めて日本人の手の器用さと 一つの物から発展させ、いつの間にか自分たちの物にしていまう器用さに驚かされました。
何しろニュージーで見たフェルト作品は、雑でした。色こそあでやかでしたが、その作りは日本人作家さんとは比べ物になりません。
でも逆に日本ではあまり目にしない大胆さは、あります。大きな帽子につけたフェルトの花など(写真がないのが残念)フェルトをほとんどそのままに巻き付けたような造りですが、インパクトあり、目を引き付ける物がありました。
そして、羊毛の季節がやっていました。
例年通り、圧縮袋を開封しました。
羊毛は圧縮袋に入れておくと小さくて邪魔にもならないのでいいのですが、一度袋から出してしまうと場所を取ります。大部分はヤフオクなどで売って消費したのですが、それでもまだまだ在庫は大量です。
今年も例年通り、冬の間は時々チクチクと消費に励みます。
余談になりますが、こんなに在庫があるのに、欲しい色は足りなくなります。
そんな場合は 吉祥寺のアナンダさんにあるレインボー染めの羊毛を買います。
もし羊毛刺繍をしている方がいたらとてもお勧めの商品なので、一度ネットショップを見てください。これ一つで色々な色が楽しめます。(*^^)v