このところ、羊毛フェルトの話ばかりになっていますが、💦
刺し方(作り方)の違いにより、出来上がりの質感がこんなに違うということをまとめてみました。
表面の違いを比べて見ます。
下の三枚は、
①左から専用針でとっても浅く刺した状態、
②それを時間をかけてたくさん刺した状態です。
③右側は、お湯と洗剤で作る方法で作った物です。表面の感じがなめらかに出来上がります。
表面の質感はかなり違ったものが出来ます。
次は刺繍などにした場合の違いです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、羊毛をふわっと薄く刺した上に刺繍糸で刺繍をしたものです。羊毛を使って刺繍の手間を省きふわっとした感じを出してみようと思って作りました。
次はもう少し羊毛を使って刺繍をしてから、その上に刺繍糸で止めています。
羊毛刺繍でポーチなどを作った場合、摩擦による毛羽立ちが出てくるような気がして、刺繍糸で押さえて作っています。
羊毛だけを使って、立体的に作ったポーチです。
ここまでしっかり刺せば長く使っても毛羽立ちもないようです。羊毛の場合、洗えば洗うほど地がしっかりしてきますので、汚れても安心して洗濯できるメリットがありますね。(*^^)v
最後に立体物です。立体物も作り方によって同じ羊毛を使っても雰囲気の違うものが出来ます。
作り方によってその質感や表情がいろいろ変わることがお伝えできたでしょうか?
長い歴史のある羊毛が実用品から、こうして手芸としても楽しめるようになりました。
羊さんに感謝です♪