今日は羊毛フェルトのバラの花の作り方をお話ししようと思います。
羊毛と針が手元にあればあっという間にできます。
出来上がりはこんな感じです。
羊毛は何度も漉いた後、トップと呼ばれるきれいな繊維状になります。
羊毛については👇を参考にしてください
羊毛フェルト手芸の場合はこの繊維は関係なく針でチクチクしたりするのですが、今回はその繊維を生かしたお花を作ります。
ふわっとしたバラの作り方
材料
羊毛
使用したのは段染のメリノ種、途中で段染羊毛のピンクの部分がなくなってしまったので、単色のピンクを使いました。段染めだともう少しきれいに(粗が目立たなく)できたのですが、残念。
専用針と専用台(又は硬めのスポンジの上に布をかぶせたもの)
土台にする布 針の通りやすい布なら何でもよいのですが、今回はパッチワーク用のキルト芯を使いました。
作り方
土台布の上にざっくり花の形を描いておきます。
中央から刺し始めます。中心は花芯なので少し濃いめの色をつかいました。しっかりと留め付けます。
中央の周りに3~4回に分けて羊毛を差し込んでいきます。
羊毛の両端でしっかり止めます。
花びらの部分は繊維がつぶれないように裏側に針を差し込むように留めます。
(表から見ると繊維が残るようにしてください)
2段目の花びらが刺せたら葉を刺します。葉は細い繊維を半分に折って中央の線でしっかり止めます。花びら同様、葉の部分は表から見ると繊維が残るように留めつけます。
最後に一番外側の花びらを3枚から4枚刺します。
全部刺し終わったら土台布を切り落として、形を整えたら出来上がりです。
チクチクと時間をかけて刺していないのであっという間に出来上がります。
この花をもう少し針で刺していくとこのような感じで出来上がります。👇
このようにしっかり刺した花を更にお湯につけて収縮させるともっとフェルトっぽくしっかりした仕上がりで出来上がります。
まとめ
このお花は短時間で簡単に出来上がるので、余った羊毛で小さなお花を作ってみると楽しいかと思います。羊毛は摩擦でけば立ってしまうので、バッグなどの刺繍として使う場合はしっかり仕立てた方が良いと思います。
ふわっとしたお花は、ブローチなどが良いでしょうか。
出来上がった花を何にしましょうか?
しっかりした土台をつけてブローチ?かしら?
実はこの先のアイデアが浮かばず困っています。💦