用途の目的なしに ポーチでも作ろうかと思う時があります。
中途半端に生地を残したくない、でも捨てたくもない時です。
使い道の決まっている時はおのずと大きさも決まってきますが、
あてもなく作るポーチの大きさを決めるのに なにか基準があったらいいのに・・・
と思いました。
あの有名な黄金比はいかがなものでしょうか?
黄金比と白銀比とは
『黄金比』は、1:1.118・・・・ 約 5:8です。
デザイン的に最も調和がとれていて美しいと感じる比率で、ヨーロッパの絵画や美術作品のあらゆる場面で見つけることができます。
有名なところではモナリザの顔の比率がそうです。
『黄金比』とは別に日本で古くから用いられているのが『白銀比』
『白銀比』は、1:ルート2 約 5:7 です。
大和比ともいわれ、法隆寺はじめ、神社仏閣、建築にもこの比率が見つけられ、
日本人は気が付かずともこの比率に心の安らぎを感じるらしいです。
ちなみに紙の企画にもこの比率が用いられています(A4紙)
👇このサイトでは、簡潔にとても分かりやすく説明してくれています。
デザインを美しくする「黄金比」について理解しよう!(身の回りにある黄金比) : ビジネスとIT活用に役立つ情報
デザインを美しくする「白銀比」について理解しよう(日本人が魅かれやすい白銀比) : ビジネスとIT活用に役立つ情報
白銀比でポーチを作ってみた
そして、この調和のとれた比率を使ってポーチを作ってみたらどうかしら?
というのが今日の本題です。
ちいさなあまり布、縦21㎝は取れそうなのでこれを使います。
いざ『白銀比』(5:7)で、計算しますと
( 横の長さ:縦21)=(5:7)
21×5/7 = 横の長さ 15㎝ となります。
15×21cm のポーチを作ってみました。
出来上がったポーチは?
ウ~ㇺ"(-""-)" 長すぎて、美しくないです。


ひも通し口を少し下に付け替え、どうにかバランスがよくなりました。
が、また少し長いですね。?
まとめ
調和のとれた美しい『白銀比』、手芸の世界ではイマイチでした。
( 刺繍の図案などには、使えるのかもしれませんが・・・)
この結論に至るために今日半日を費やしてしまいました。💦
(ちなみに本日の写真はすべて白銀比 5:7 でトリミングしています(^^)/)