昨年電気圧力鍋を買いました。
家族は夫と娘の三人、夫は糖尿病でご飯はほとんど食べないし、娘も糖質制限食をしているのでお米は食べません。
そんなわけで 我が家では炊飯器の出番はめっきり少なくなり、一週間に一度か二度ご飯を炊くだけです。
それならば新しく買った電気圧力鍋に場所を譲ってもらい、炊飯器は断捨離して処分しようと思っていました。
ところが・・・
圧力鍋でご飯を炊いてみると、出来が今ひとつでした。
電気圧力鍋でご飯を炊く【パナソニックSR-MP300】
内釜に炊飯用のメモリが付いているので、水加減を合わせ、時間を5分に設定して調理スタート、操作はとても簡単です。
7分後ぐらいからシュルシュル音がして、およそ8分で圧力ピンが上がり切ります。
ピンが上がると音も静かになり、蒸気もほとんど出ないで調理しているのかわからないほどです。
5分経過して完了、ピンが下がるまでに20分ほどかかりました。
調理時間は約35分ぐらい、そのうち通電しているのは13分ぐらいです。
炊飯器よりは時間が短く、電気使用時間はさらに短いです。お得ですね(*^^)v
電気圧力鍋で炊いたご飯の出来は?
マニュアルにある通り、ピンが下がってすぐに蓋を開け軽くかきまぜます。
出来上がったご飯は水分が多くて柔らかで、おかゆの一歩手前のような出来上がりでした。水加減が多かったのかと、二度目は少し少なくして炊いてみましたが、出来上がりは、一度目よりは良かったものの やはり水っぽい柔らかなご飯です。
小さな子供や硬いものが苦手な人にはちょうど良い炊きあがりかもしてません。
炊飯器で炊いた少し粒の立ったご飯を食べている人には、美味しいとは感じられないと思います。
ちなみに夫に試食してもらったところ、「これでもいいけど、客には出せないな」との感想でした。
確かに 手巻きや海鮮丼など酢飯を作るには向いてないと思います。
私はいつも一度に炊いて、食べきれない分を冷凍ごはんにして食べています。
解凍したごはんは、電気圧力鍋で炊いたご飯のほうが水分が残り食べやすかったです。
まとめ
さすがに炊飯に特化しているだけあって、炊飯器の実力はすごいものがあります。
味は電気圧力鍋の負けです。
ただし、時間と電気代はこちらの勝ち、
セットや調理後の洗う手間などは互角でしょうか。
七草がゆ や 玄米ご飯 はとても美味しく炊けました。
結果、普段はすべて電気圧力鍋で、でも炊飯器も捨てがたく持ち続けることになりました。
次は肉料理を色々比べてみようかと思っています。