ピューターペイントのクリスマスツリーです。
これは、錫(スズ pewter) で作った工芸品に彩色したものです。
ドイツ旅行した人達が良くお土産に購入する錫のビアカップと同じ材料です。
型に錫を流し込んで作るドイツの伝統工芸品の土産物です。
上の写真のように自立するものと、オーナメントのようにつるしたり壁に飾ったりするタイプのものがあります。
ドイツのお土産物店では彩色したものが多く売られていますが、色使いはあまり良い感じではありません。というか、日本人好みではないような派手な色使いの物が多いです。
この錫のオーナメントを無彩色のままで輸入して、日本で彩色したものを売っていまいた。
私が売っていたのではなく、その彩色のお手伝いをしていたことがあります。
これは、その時自分用に塗った物です。
このツリーも15㎝程の小さなもので、細かい色付けは大変でした。
(今よく見たら、塗り残しがあるのに気が付きました!もう絵の具がないので、気が付いても今更ですが・・・💦)
彩色は、プラモデルなどに使うエナメルペイントを使用していました。
このエナメル塗料は、マニキュアのような出来上がりで、粘度があるので、塗りにくいのですが、塗った後は艶がありとてもきれいな発色になります。
トールペイントの場合は、アクリル絵の具で描き 最後にシーラーを塗って鮮やかな発色を得るというものだったので、その違いに最初はびっくりしました。
色をつける方法は、その素材により本当にいろいろあるものだと思いました。
👇5㎝程の小さなオーナメント、細かいです。