日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

布にお絵かき②トールペイント用アクリルとターナー布絵具を比べてみました

布絵具を買いました。

描き心地を試してみることにします。

購入したターナー 「布絵具」と以前から持っている「トールペイント用のアクリル絵具」を比べてみました。

それぞれの書き心地は?

ターナーの布絵具です。

1 チューブから出してそのまま使用、良く伸びて描きやすいです。

2、3 は水で薄めてみましたが、布の繊維にしみ出してしまいます。×

4,5,6 は専用のメディウム(薄め溶剤)を使用。色は薄くなっても繊維にしみ出すことはなく、グラデーションもきれいにできそうです。

 

トールペイント用のアクリル絵の具では?

1 ペイントそのままだと塗りにくいしごわごわして固いです。×

2 水で薄めると、同じく繊維にしみ出してしまいます。×

3 布描き専用のファブリックメディウムを加えれば、上記のターナーと同じ描き心地でスムーズに筆を運ぶことができました。

4,5,6 同じくファブリックメディウムで薄めていきます。薄くはなります。が、メディウムをたくさん使わないとなかなか薄くならないかもしれません。?

 

洗濯したらどうなる?

どちらの絵具もアイロンや定着剤不要で、洗濯可能です。

実際洗濯機を回して普通に洗ってみました。

洗濯一度目ですが、色落ちなどはなく、洋服にも安心して使えそうですね。

洗濯後も思ったより生地が固くならなかったので、Tシャツに絵を描いたりもできそうです。

*注意*トール用アクリル絵の具のファブリックメディウムを使わない場合(下左側)には色移りがあり、色落ちがしていたので気を付けた方が良いです。

まとめ

描いた感じは、どちらも同じような出来栄えでした。

布に描くだけの場合は、専用の布絵具が使いやすいです。チューブから出した時にちょうど良い固さ(練り具合)になっているのでスムーズに書き始められます。グラデーションもメディウムを使えばきれいにできそうです。

トールペインターの人は手持ちのアクリル絵の具にファブリックメディウムを足して使えばよいと思います。ファブリックメディウムを使えば同じような出来栄えでした。

洗濯後をくらべると若干布絵具専用のほうが、ごわつきが少ないように思いますが、大差はないです。

100円ショップなどでも安価なものが売っているようなのでそれはどうなのでしょうか?一緒に比べられたら良かったのですが、今回は手に入らず残念でした。

 

布用アクリル絵の具には、きっと何らかの定着剤や乾いても固くなりにくい物が入っているのだとは思いますが、調べてみるとアクリル絵の具自体は誰にでも作ることができるようです。(*_*;

(水彩絵の具に木工用ボンドを混ぜてもできるみたいな記事も読みましたが、やってみないと確かなことはわかりません。)

基本は顔料ペーストにアクリルエマルジョンを混ぜるだけのようです。顔料ペーストとは、アクリルエマルションとは?と深堀していくときりがないので、ここまでです💦

👇こちらに詳しく載っています

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布絵具の事が少しわかってきたので、さて次は孫たちと布にお絵かき始めます。(^^♪