日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

本のレンタルボックス 好みのごり押し

先日NHKのニュースでレンタルボックスの本やさんが紹介されていました。

手芸の世界では棚(箱?)を借りて販売するレンタルボックスのお店が良くありましたが、本やさんは初めて聞きます。

カラーボックスぐらいの大きさのひと区画が月に5500円の家賃、結構高いですよね。(多分出品者の皆さん利益は度外視だと思います)

本の街神保町だからこの価格でも大丈夫なようで、ニュースで見る限り、棚は埋まっていて、来店するお客さんも大勢いました。

それぞれの棚が、出展者の好みを凝縮したような品揃えです。

その中に映画大好きな若い女の人は、映画になったお薦め本を置いていました。

特におすすめの本は包んで中が見えないようになっていて、説明書きだけが書いてあります。いつも選ぶ本とは違うものに出合ってほしいという事らしいです。

その彼女がインタビューで「自分の好みをごり押しできて、こんな楽しい事はないです♪」と言っていました。

ああ、わかります!!!

長年、たくさん物作りをしているので、家族は私の作った物にはおなか一杯、食傷気味で感想を聞いてもおざなりです。孫の物を作ると娘が喜ぶので、それはセッセッと作るのですが、孫も自分の好み優先になってきたのでお役御免になりそうです。

それでも物を作りたいし、自分なりに良くできた物は誰かに見せたい。

友人や身の回りの人たちにそれをすると なんだか押しつけがましいようで躊躇します。

それらすべてを解決してくれるのが、販売であったり、インスタやブログでの発表だったりするのだと彼女の言葉で気づきました。

見たくない人、興味のない人は見なくていいし、気に入ってくれる人は覗いてくれる、この一方的な見せ方はまさにごり押しのようです。

誰に遠慮することもない好みのゴリ押し、それでも誰かが見てくれて時々メッセージが入ったりすると本当にうれしい。

アウトプットできる良い時代に間に合って幸せです(^^♪