日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

アフリカンプリント Afrikan wax print

アフリカンプリント生地を使ったクッションカバーを作りました。

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これは頼まれて作った物で、実は私の趣味ではないです。自分の好みとは激しく離れているので、初めて使うタイプのプリント柄でした。人の好みはいろいろだなと改めて納得。頼まれ物は面倒だと思っていましたが、それでなくても自分の好みの物ばかりに目を向けてしまう最近、趣味の多様さに幅広く目をむける機会なのかもしれないと思いました。

それにしても出来上がったこの個性的なクッションは、どうやってインテリアにまとめるのか見てみたいです。(^^♪

 

アフリカンプリントを少し調べてみました。

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アフリカンプリントと聞けば、アフリカで作った布、アフリカっぽい布を思い浮かべます。その中で今回作ったような大きな柄、はっきりした色使いをした布をアフリカンワックスプリント 【Afrikan wax print 】と言います。

アフリカンワックスプリントとは

一説ですが、19世紀オランダの商人がインドネシアの更紗からヒントを得て、その柄や手法をヨーロッパに持ち帰り、アフリカ向けに生地を生産し西アフリカ諸国へ輸出したのが始まりのようです。最初の一歩はヨーロッパの人が作った物だったのですね。アフリカではとても好まれ その後、西アフリカの各国でも生産されるようになりました。

african wax(蝋)print の名からもわかる通り、ろうけつ染の手法で染められ、その上からブロックの型押しをするなどして作られていました。アフリカ各地で固有のデザインもあり、現在ではアフリカを代表するファブリックとなっています。今回作ったクッションのツバメ柄も良く好まれる古くからある柄です。(:ウィキペディア他参考にさせてもらいました)

 

アフリカンワックスプリントは、本来は手作業で自然素材だけを使って作られていました。が、その固有のデザインもコピー商品が多数出回り、その価格の開きは10倍以上にもなります。私たちが見てもその区別はなかなかつけられません。

どの国の事情も同じですが、古くから土地の人が作っていた守りたいハンドメイドが安価なコピー商品に代わってしまうのは残念です。

(今回頼まれたプリント生地は、どうなのかな?)