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ハンドメイドDiary

Vera Bradley のバッグ 持ち手を解体

ヴェラ・ブラッドリーは、1982年アメリカの二人の女性が設立したバッグのブランドです。

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今でこそ有名なバッグメーカーVera Bradleyですが、はじめの一歩は二人のアメリカ人女性が楽しい旅行に行くためのバッグが欲しいと 当時二人は250ドルずつ500ドルの資本金でスタートしたそうです。当時の換算率だと1ドル235円なので、日本円にして11万円強ですね。

それが今では有名なバッグのブランドに成長しています。本気でハンドメイドをしている人たちのあこがれの話、アメリカンドリームです。

「あ、このバッグはあれよね一」 ブランド名はわからなくても、見るとあれだとわかるような 一貫したコンセプトでデザインされたバッグ。それがここまで成長した一つの要因ではないかと思います。

最近では、「デスパレートな妻たち」はじめ 数々のドラマや映画のなかでも見かけるらしいです。(私は見てないので・・・)

日本でもハワイのお土産などで、よく目にすることがありました。

写真のバッグは友人がハワイで購入したものです。

そしてお直しのオーダーあり

バッグの持ち主は おしゃれな友人ですが、近年の齢には勝てずバッグはショルダーでないとどうしてもだめだそうです。

このVERAのバッグの持ち手の長さと深い外ポケット(隠しマグネット付き)がたまらなく気に入っていて、あまりに愛用しすぎて持ち手は破れたので直してほしいとのことでした。

ポケット口も破れかけているので、お出かけで持ち歩くのは無理なので、できれば同じものを作って欲しい、とのオーダーです。

新しいものは作るとしても まずはこのバッグの持ち手を替えてあげようかと思います。

持ち手を解体

バッグはこんな感じです。

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本体はキルティング生地です。形は外縫いでバイアステープで、包んでいます。確かに友人の言う通り深いポケットには隠しマグネットボタンが付いていて、大きさもちょうど手がすっぽり入ります。雑誌や傘を入れるにも便利かもしれないと思いました。

そして持ち手ですが、持ち手もキルティング生地かと思っていたら、薄手のブロードで、薄手の接着芯を貼り、中にテープの芯が挟んでありました。

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なるほど、こういうやり方もあるのですね。

でも手作りで作るとしたら、同じ柄のキルティング生地とブロード生地を揃えるのは、見つけるのも大変だし、お金もかかりそう。持ち手はキルティングにしても、周りのバイアスはどうしたら良いのかしら?

ただいま思案中です。