日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

山の中あるある。真っ暗闇!と紅葉

私事ですが、娘が第三子を出産するので、自宅を離れ手伝いに来ています。

娘の家は、狭い上、上の子が小学校、下が幼稚園、パパはテレワークで家にいることが多い。などの理由で家の中はごった返しており、その中に私が泊まり込みで入ったら、ストレスで死ぬかと思われます。(過去、第2子の時は泊まり込みで手伝って娘の入院中は私も婿も気疲れでへとへとでした)

そこで、今回は近くの空き家(か、貸別荘)を探すことに。娘は山の中に住んでいて、ウィークリーマンションなどとは無縁の場所なので、選択肢はこれ一択になります。多少の出費はストレスと換算すれば仕方ないと思って探していたところ、超格安空き家物件に出会えました。

本当に空き家は昨今多いのを実感。私が借りた家も父親が亡くなった後、相続した息子さんが持て余していた物件で、遠くから空き家に風を通すために通うのにも疲れたので、管理を頼める人を探していたそうです。

家の中は電化製品も家具もすべて揃っていて「何でも自由に使ってください。壊れても気にしないで良いです。」との事、ラッキーでした。

そんな事情で 長野の山の中、娘の家から歩いて25分ぐらいの場所に仮住まいしています。

仮住まいの初日、夕食を一緒に食べるため車で迎えに来るというので、「ちょうど良い距離だから歩いて行くわ」と言うと

娘「大丈夫?そろそろ暗くなるからランタン持って来てね」

え、ランタン何それ?と思いましたが、言われるままに玄関に置いてあったランタンを点けて歩き始めました。暗くなりだしたと思ったらあっという間に辺りは真っ暗闇に。

途中から人家の明かりもなくなり、ランタンの灯りだけが明るすぎるぐらい光っていて前も後ろも横も 道さえ見えない漆黒のまっくら闇になりました。そして一人きり。

その時はもう怖いを通り越して・・今思い出しても動悸がしてきます。

本物の暗闇の怖さを知りました。

それ以来暗くなり始めたら、車以外では出歩きません。

夜の怖い顔と正反対で、山の昼間の景色はとても素敵です。

少し肌寒い風が気持ちよく、紅葉や道路沿いの秋の花もきれいです。

大好きな秋明菊が地植えだとこんなに大きく群生していて見とれてしまいます。(刺繍してみたいかも・・・)(^^♪