ダイソーさん(その他)から発売されている水に溶ける刺繍用下地シートの使い方
- 家庭用プリンターで図案を印刷(コピー)して、
- ステッカーのように裏に粘着剤が付いているので刺繍したい場所に貼り付け
- その上から刺繍をしたら
- 水に浸けてシートを溶かす(シートは水に溶ける不織布でできている)
こんな感じです。他にも海外の製品で「Sulky Sticky Fabri-Solvy」があります。
追記*使ったことはないのですが、ルシアンさんから出ている「スマ・プリ」があります。
この二つは使用方法、使った出来栄え、コストパフォーマンス、ほとんど変わりはありません。
違いは、シートの紙質、サイズ、売る単位だけでした。
ダイソーさんはシートが透明でツルツルしている。サイズが小さい(21×21.8)、一枚単位で売っている。
Sulky は、シートは不透明でサイズはA4(もっと大きいのもある)、売っている単位が一枚ではなく一袋A4で12枚はいっている。
大きな図案でたくさん刺繍をする人は、Sulky がおすすめ、一度だけ試してみたい人はダイソーさんが良いと思います。
と、ここまでは過去記事でいろいろ書いています。
今日はそのシートを使っていろいろな素材の上に刺繍をしてみたので、そのご報告です。
☆布帛に使った場合です。図案の線が不鮮明になって写しなおしのストレスはなくなります。最後まで図案の線は鮮明です。針通りは重くなりました。
☆フェルトは図案が写しにくいので、このシートでばっちりです。針の通りが重くなるのがちょっと大変でした。
☆Tシャツ素材には、とても力を発揮しました。生地が伸びないので、刺繍しやすくなります。
チュールがあったので、試してみました。これもいい感じにできました。
今流行りのオートクチュール刺繍は、この方法でもきれいにできるのではと思います。(いつか、試してみたいです♪)
水に溶ける刺繍用シートは、刺しゅうのお助けグッズとして、なかなか便利なものでした。
【注意】印刷したインクがわずかに残っている個所がありました。水性インクを使っているので、見える部分はインクもきれいに水に溶けたのですが、糸のきわにあるインクが残ってしまったようです。白糸刺繍の時は気を付けた方がよいかもしれません。