日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

オリジナルリュックができるまで

娘たちにバックパックを作ってと頼まれました。

 私自身は全くリュックを持ったことがなかったので、馴染みがなくどうしたものかと考えました。

 自分の使っている物や作ったことがある物なら創意工夫もできますが、リュックはね?

 でもいい機会かもしれない、チャレンジしてみようかとリュック作りを始めることにしました。

 まずは練習

 始めに作り方を教えてくれる人か本でも探そうと思った時 目についたのがリックラックさんの型紙でした。

rick rack pattern

 こちらの型紙の説明はとても丁寧で初めての人にも分かりやすいのは知っていましたし、形もかわいいリュックなのでこれでまずは練習してみようと決めました。

そして作ったのが、こちらです。

始めて作ったバックパックの写真

始めて作ったバックパック

 作り方の説明では、キルト芯を貼って作る仕様になっていましたが、厚手の帆布を探し一枚仕立てで作っています。これを大中小全部で4個作ってみました。さすがに4つ目ぐらいになると手順も慣れたもので、最初は時間のかかったショルダー紐の金具の付け方などもよく理解できました。

 なかなか、可愛い形で次女の家では4歳になる息子とお揃いで使ってくれたようです。

出来上がってみて

 娘たちには概ね好評でした。

次女に使ってみてどうだった?と聞いたところ、デザインは可愛くて大きいのも良いけど、中の物の出し入れが面倒との意見がありました。このリュックはかぶせ金具を開けてから中の紐をゆるめるという2回の動作が必要です。このひもが面倒だと言われました。子供用もファスナー開きのほうが使いやすいとの意見。なるほど次女は子育て真っ最中です。大きいのも簡単に出し入れできるのも必須、欲しいのはおしゃれリュックではないので、妥当な意見でした。

 通勤に使っている長女にも聞いたところ、やはり二度の動作が面倒、と底が柔らかすぎるとのことでした。硬い生地を使ったので大丈夫かと思っていたのですが、やはりショルダーと底部分には、芯を貼るべきでした。そしてできるなら外ポケットは大きい方が良いとの感想でした。

そしてオリジナルリュックへ

 そして数年経過、通勤に使っていた長女のリュックが、だんだんみすぼらしくなってきたので、また作ることに。前回の意見を考慮してオリジナルリュックを作ろうと思いました。

 かぶせの形は好きなので、形はかぶせのリュック、でも開きは紐ではなくファスナーにとの予定でしたが、これがなかなかうまくできそうになくて、断念。

 その時姪っ子がアネロのバックパックを使っていたので見せてもらい、そのデザインを少しまねさせてもらうことにしました。アネロのは、頑丈そうだしポケットもたくさんついていて、さすがに既製品のリュック、私のとは出来が違います。作っていて、おかしな話ですが、バックパックなどは、作るより既製品のほうが絶対いいです。作るなら子供用とかおしゃれリュックにして、大きな荷物用は既製品にするべきだと思いました。

 そうは言っても作ること自体が好きな人間もいて、作ったのがこれです。

オリジナルリュックの写真

がんばって作ったオリジナルリュックです

開きの部分はアネロのリュックを見てまねしました。ばねホックで止めています。

布地も変え 前回は痛みが早かったので、高かったけどコーデュラというナイロンを使いました。外ポケットを大きくしてみました。小さなファスナーポケットも付けました。

冗談でバーバリーのタグをつけようか?と聞いたらOKだったので、バーバリータグをつけてみました。

作り方や型紙など後日アップしてみますね。

直したい点はいろいろあるのですが、まあまあと言うことで自分に合格点をあげました。(^^)