外出途中の道
取り壊し中のビルの前の木にも足場がかけてありました。
なんだか嫌な予感がします。
写真を撮りました。
そして帰り道
あーぁ、予感的中、木はなくなっていました。
切られてしまった木の切り株をのぞき込んで写真を撮っていると
作業員のおじさんが寄ってきました。
「この木は虫食いでもあったのですか?」
分かっていたけど聞いてみました。
「違うよ、邪魔になったのでね。」
やはりそうですよね。とその時おじさんが
「残念だった?悲しい?」
と言ったのです。
え、このおじさん何者? と思いました。
切られてしまった木を見て何とも言えない気持ちになっていたのですが、
おじさんがズバリ教えてくれたのです。
「ええ、悲しいです・・・」
長い間通りの一角に立っていた木が
仕方ない事とはいえ、たった3時間ほどで切り倒されてしまいました。
なんだか、残念で、ちょっと悲しい帰り道でした。