amazonprimeで「ザリガニの鳴くところ」を見ました。
本はずいぶん前にエミータさんの記事で知り、読みました。
エミータS.336/キュウリ/読書「ザリガニの鳴くところ」「ヨレヨレ日記」 - utekidaneの日記
面白かったです。広大なノースカロライナ州の湿地に家族から捨て置かれ一人で生きていく少女の成長と同じ地で起きた殺人事件とが平行して進んでいく話です。
殺人事件のミステリー部分はさておき 彼女を取り巻く自然、ひとりで必死に生きていく孤独や周りの偏見に満ちた人の中で優しく少女を見守ってくれる人との交わりが心にしみ 思わず泣けてきました。
本がとても良かったので映画も心待ちにしていました。(ケチなので映画館には行かない💦)
待っていたのは理由があり、広大な湿地の様子がどうしても想像できず映像で見て見たかったからです。ムール貝が取れて、たくさんの鳥たちがいて、ボートで行きかう湿地、誰も住まないけど、この少女の家はそこに建っていて、ピクニックしたりもする、どんな所なのかとずっと想像しながら読んでいました。何しろ湿地なるもの見たことがあるのは尾瀬ぐらいしかないので・・・・。
映画は長い話を2時間ぐらいにまとめるので、かなり端折ってしまうのは仕方ないですね。やはり本を先に読んでしまうと物足りなさは感じました。でも湿地の映像はとてもきれいで、活字では読み切れなかった景色を見られて良かったと思いました。少女の描く絵もきれいでしたよ。(^^♪