知り合いから 孫のアトピーがひどくてかわいそうなので、自分の着古した着物の肌着(肌襦袢というのかな?)から、何か着るものを作ってほしいと頼まれました。
見ると赤ちゃんは本当に皮膚炎がひどくて、掻きこわしからは血が出ています。
そのため 暑くても長袖、長ズボンその上からめくれないようにスパッツまではいていました。
ママは自然派の人で、食事療法などできる限りのことはしているのですが、ステロイド剤だけは拒否しているようです。だから症状はなかなか改善せず、何に対してアレルギーを起こしているのか調べようにも 肌が荒れていて注射できないので、調べられていないとのことでした。
おばあちゃんは、そんな孫を見て、着古した木綿素材なら皮膚にも良くて、風通しもよいのではないかと考えたようです。
そして作ったのがこれです。
使った型紙は「男の子にも女の子にも作ってあげたい服」の後開きブラウスを前開きに変えて作りました。大きめとの希望だったので半年過ぎの赤ちゃんですが、80サイズで作りました。
襦袢一枚からは取れなくて、2枚使いました。
確かに布地はこなれていて、さらさらと柔らかい手触りです。
ですが、これがアトピーの赤ちゃんの役にたつのかな?半信半疑で作りました。
先日その赤ちゃんのママから写メが送られてきて、「肌触りもよく、なにより風通しが良いので、とても助かりました。」との報告があり、ほっとしているところです。
古い布地も役にたったようです。(^^♪