娘と妹、3人で金沢女子旅をしてきました。
小京都と呼ばれる通り、歴史的な街並みあり、兼六園界隈の豊かな自然、そして歩いて回れる美術館や工芸館、多彩な観光エリアが小さくまとまっていて、2泊3日の日程で、観光スポットをほぼほぼ周ることができました。
この街は京都やディズニーランドみたい。どこも隙がないね
妹「そうそう、なんて言うか完成度が高いよね」
確かに、ちょっと歩くとボロが出るような作りではなく、どのエリアも長い年月をかけて出来上がった美しい観光資源って感じです。空襲に合わなかったので古い建物が現存してるそうですが、それだけではなく、金沢の人たちや自治体が大事に育ててきた結果のような気がします。
そんな満足感を味わった旅行なので、帰りの新幹線で各自の観光スポットベスト3を言い合いました。
独断的なおすすめスポットではありますが、これから行く人の参考になればと思います。
ベスト1&2は、忍者寺(妙立寺)と 武家屋敷跡で三人とも同じ感想で同率一位
でした。
*忍者寺は前評判通りで楽しめました。この寺が金沢城の防御のための出城であったこと。外観2階建て、中に入ると4階7層、隠し部屋あり、落とし穴あり、城への逃げ道になる大井戸、建物の構造も面白いし、歴史的な説明もなるほど~と思えるものでした。写真撮影不可だったので写真なしです。予約なしでは見られないので、早めに(三日前受付)予約した方が良いです。
*武家屋敷跡
この街のたたずまいは本当に素敵でした。
見学できる野村家屋敷では外廊下でゆったり庭を眺めたり、茶室では300円でお抹茶を立ててくれます。平日で人が少なかったので印象が良かったとは思います。(狭い道沿いに人がいっぱいになったら、この魅力は半減するかもです。)
そして3位以下は三人三様です。
健脚の娘は、尾山神社から奥を抜けて新しく出来た鼠多門から金沢城、兼六園へのコースが良かったと言っていました。(私たちは歩きたくないのでバスで兼六園へ直行しました💦)
妹は東茶屋街推し。買い物もでき、カフェあり、情緒ある街並み、並行して流れる犀川、主計町、半日をかけてゆっくり楽しめました。


ちなみに私は、鈴木大拙館の水鏡の庭、その奥から続く美術の小径がお薦めです。
まるで鏡のように景色や建物が写りこんだ静かな水面。その水面に数分?ごとに何かの仕掛けでポコッと水が浮き 波紋が広がります。小さな波紋が静かにどこまでも大きく広がって行きます。時間があればじっと座ってボケっとしていたくなります。本当は哲学的な思索をする場所です(笑)
他にも兼六園の裏手にある成巽閣せいそんかく、石川伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)、など人も少なく、良かったです。工芸館は物作りの好きな人には、特におすすめです。石川在住の作家さんの作品の展示販売をしていました。
長くなってしまったので、20世紀美術館の失敗談、お土産談は、次回にしますね。(^^♪