たくさんの手芸材料や押し入れいっぱいの布山、やりかけ作品、これらを無駄なく消費したら、お人形作りをしようと思っていました。
でもよく考えてみると、それまで待っていたら孫が大きくなって、お人形遊びなど興味がなくなってしまうでしょう・・・
と手前勝手に理由を付け、お人形作りを始めてしまいました。
第一作目のウォルドルフ人形です。
ウォルドルフ人形(Waldorf Doll)とは
ウォルドルフ人形はシュタイナー教育に沿って作られた着せ替え人形です。
シュタイナー教育は子供の個性や自由な発想を大事に育てていこう、とドイツで生まれた教育理念です。詳しくはこちらのサイトなど参考になります。
そしてその教育思想のもと作られたお人形は、すべて自然界にある材料を使っています。(髪は手染めの毛糸、詰める綿は羊毛などです)
お人形の目や口は小さく最小限で表情もなく作られます。
それは自然な感情や発想を大事にするために子供たちの気持ち次第で表情が変えられるからだそうです。
(私の作ったのはその趣旨とは違いますが・・・・・💦)
作り方は昔からヨーロッパで作られた布人形の方法らしいです。
中にぎゅうぎゅうに詰めた羊毛はやわらかく弾力があり、汚れたら洗うこともできます。
日本では「ひつじの詩舎」さんがキットや作り方の手引書を作っていて、クレヨンハウスなどいろいろなお店から購入できます。
今回のお人形は「30㎝ウォルドルフ人形」のキットで作りました。
ウォルドルフ人形の髪の毛をつける手順
髪の毛の付け方の方法はいろいろあります。
髪の毛が長くいろいろな髪型ができるように作りたいと思い、手引き書やネットでいろいろ調べて作った結果ですが、この方法が良いのかはわかりません。
参考までにご覧ください。
1.キットに入っていた毛糸は手染めで120㎝ 25グラムほどです。毛糸を40㎝に切り分け、少し蒸気で伸ばしてからつけ始めました。
2.顔のこめかみと生え際に待ち針と消えるチャコで印をつけます。(ピンを打ってかわいそうな感じですね)ここが生え際になります。
3.毛糸を並べて顔の上から後ろに向けて毛糸を並べ、こめかみに打ったピンに輪ゴムをかけて押さえにします。輪ゴムの位置が生え際になります。同色の毛糸で反返し縫いで髪の毛を付けていきます。
(ここで失敗して、こめかみまで髪の毛をつけなかったので、禿げたように空間ができてしまいました。この部分は後から修正しました。)
4.同じように反返し縫で後ろに向かい髪の毛を止付けていきます。
最後(5回目のうなじを留める時には少し上に髪の毛を残して留めつけました。
*この時3で失敗した部分の髪の毛を足して修正しています(青丸の部分)
5.先ほど縦に髪の毛をつけたので今度は同じ要領で横につけます。
同じ量の毛糸を横に並べ、顔中心からうなじの中心にピンを置き反返し縫いで止めていきます。
いろいろな付け方があるようなのですが、髪の毛を両サイドで結べるようにかなり頭の後ろ部分まで髪を留めつけてみました。


6.はい、出来上がりました(^^)/
まとめと反省点
初めてだったので、試行錯誤の連続、これで良かったのかは不明です????
手作りの方法に一つの正解はないということで今回は良しとします。
反省点としては、最初の縦につける時の毛糸の分量が少なすぎたことです。髪の毛を漉くと剥げが見えてしまいます。かといってこれ以上髪の量が多すぎるのもね?とも思いますし、以後の課題です。(^^)/
最初の予定通り髪型はいろいろ作れそうです。
しばらく髪結いで遊んでみました ♪




初めてだったので備忘録も兼ねてまとめてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この後、お洋服作りと続きます・・・・・
お人形の髪(カツラ使用)はこちらを参考にしてください👇