孫の小物はすべて作っています。
娘は仕事が忙しいし、手仕事はばあばに頼むことになっているようです。
昨年、一年生になった男の子のために体操着袋やいろいろ作ったのですが、音楽袋や靴入れは、幼稚園の時の物が使えるからという事で新たに作ることはしませんでした。
そうしたら、なんと !!
入学して一年も経とうとしている今になって、孫が涙ながらに告白したのです。
「僕の音楽袋をみんなが笑うから恥ずかしくて嫌なんだ」
彼の音楽袋は、幼稚園で使っていた時のアンパンマン柄なのです。
我慢して持っててくれたなんて、本当にかわいそうなことをしました。
同居の娘曰く
「そうだよね。私だって親に持たせてもらったもの、いやでも我慢して持ってたもの、かわいそうだったね」
もうこの齢になって、子供の頃のことなど思い出すこともなかったのですが、そう言われてみれば、そんな経験もあったような気がします。
案外小さな子供でも気を使ったりして、言えない事もあるのですよね。
早速、どんな柄の袋が良いのか本人に聞いたところ、嬉しそうに軍隊の人の来ているみたいのが良い、と言ってくれました。
迷彩柄ですね。早速購入してきました。
学童保育のお手伝いをしている人にその話をしたら、小学生になってアンパンマンを持っている子はいないとのこと、子供ながらに流行りがあるのですね。
ちなみに迷彩柄は男の子たちの間で人気の柄だそうです。