姉の家族は、手仕事とは無縁の家なので(多分ミシンも持っていない)姪っ子たちの手づくり品は全部引き受けて作ってあげています。
簡単なTシャツやバッグ、入園入学の小物などです。
その時 「生地は自分で用意」が、お約束になっています。
作るのは良いのですが、布地まで選ぶのは負担ですし時間がかかる、その上かわいい姪っ子たちに生地代は請求しにくいです。
その約束通り、娘も姪っ子たちも 生地は自分たちで選んでくるのですが、面白いぐらい好みが 人それぞれなので驚かされます。
え、こんな柄が好きだったの? これとこれを合わせるの?
そう思うたびに 自分たちで選んでもらって良かった、と思います。
反対に 自分では選ぶはずのない柄を持ってこられ、作ってみると
「あら、こんな柄と思ったけど、作ってみるとかわいい。」
と、固まってしまった自分の好みを広げてくれることもあったりします。
そんなこんなで、いろいろ作っているのですが、先日は二人目の赤ちゃんを産んだばかりの姪っ子がロンパースを作ってほしいと 生地を持ってきました。
それもアトピーがひどいので長袖長ズボン!
どうやら、手作り全くしない人たちからは、私はなんでも作れるおばさんになっているようです。
洋裁はそもそも苦手ですし、ベビー服は肩開きやら、また下にボタンをつけたりする作業があり考えただけでも面倒そうで自信もない、やりたくないのです。
でも せっかく生地も買ってきたのだから、ロンパースは無理だけど、Tシャツとスパッツぐらいならと預かりました。
ベビーのTシャツには肩開きが必要で、本を見ながらやっと完成です。
昔、オーダーの犬服を作っている友人が、チワワの服は小さくて大変だからよけいにお金をもらいたいとこぼしていましたが、よくわかりました。
ベビー服、長袖の小さな袖口、小さい事って案外難しいものです。
でも、出来上がってみると、小さいだけでかわいい ♪ 股下寸法より股上の方が長かったりしてます。(^^)
見てるだけで気持ちがほっこりしてきますね。