文庫本カバーを作る時にはぴったり感を大事にしています。
洗濯して縮むことは考慮に入れて上下2mm程余裕を入れますが、カバーの中で本が動かないようになるべく小さく作ります。
ところがある日カバーに文庫本が入らないという事態が起きました。
なぜ入らない。そんなはずないのに!!!焦りました。
文庫本カバーは残布が出ると作っていて、作りためたものは販売したりプレゼントに使ったりしているからで、他人に渡った品物が不良品では困るのです。😥
なぜ突然入らなくなったのか、あれこれ測りなおした結果、本の大きさが違っていたからだとわかりました。
文庫本は基本A6サイズ(148×105)となっていて、それに外カバーがかかっています。
みんな同じ大きさだとばかり思っていましたが、実際比べてみるとかなりサイズ感が違うのですね。幅はどれも同じなのですが、高さがこんなに違っていました。
どうやらハヤカワ書房が5mm以上背が高いことが判明。ハヤカワの文庫を入れようとして、入らないの騒ぎになったようでした。
ちなみにハヤカワ書房が入るサイズでカバーを作ってみたのですが、他の文庫にはどうも大きすぎるような気がします。(本来5mm程度の違いでどうという事はないのですが、変な所でこだわってしまう・・)
という事で
文庫本は同じサイズだと思っていましたが、若干高さに違いがあることがわかりました。だから市販のカバーは少し大きめなのですね。
私はこれからも小さめサイズで作っていきますが
人に渡す時には
『ぴったりサイズで作っているので、ハヤカワ書房など大き目サイズの文庫本は入らない場合があります』 の文言を入れることにします(^^♪