日がな一日 手仕事

ハンドメイドDiary

着物の文様 

娘が結婚式をすることになりまして・・

神前式なので、お母さんも着物でよろしくね

と言われました。

ので、先日黒留袖を借りるべく式場のレンタルショップへ行ってきました。

もしかしたら最後の和装になるかもしれないので、それならば大好きな束ね熨斗(たばねのし)文様の柄を着てみたいと思いました。

希望を言ってレンタルショップで出してもらったのがこの柄です。

束ね熨斗文様の黒留袖

違う、ウ〜😥思っていたのとちょっと違います。

この柄は肩から流れるように描かれる振袖こそ圧倒的であって裾にしか模様が出ない留袖には少しさびしい感じがしました。

京都国立美術館に見事な束ね熨斗文様の振袖があり、その印象が強すぎるからかもしれません。

👇こちらにリンクを貼っておきました是非見てください、ステキです。

束熨斗文様振袖 - 名品紹介 - 京都国立博物館

 

期待はずれで少し残念そうだったのを察してくれたのか

「同じような文様ですが、鬘帯(かずらおび)は、いかがでしょうか?」

と見せてくれたのがこれです。

鬘帯?初めて聞きました。

鬘帯(かずらおび)とは能装束のひとつで、女役が使用する鬘⁽カツラの髪)を止める鉢巻のような飾り帯の事だそうです。

本来草花などをモチーフにし金や銀糸を使った繊細なものだそうで、着物の文様としても人気ですよ、店員さんはさすが着物専門のレンタルをしているだけあって、文様にも詳しくいろいろ教えてくれました。

他の柄も見せてもらいましたが、紐や帯の流れるような文様が一番好きでした。

一緒に行った妹が店員さんに「姉はリボンや紐フェチなんですよ」と言っていましたが、確かにそうかも・・・

鬘帯も良いですね、いつか刺繍にしてみたいな、と思っています。(^^♪