孫が着古したベビーGAPのジーンズに刺繍をしてみた。


着古した布地がほどよく柔らかくて、刺繍針もサクサク通る。ジーンズの片足いっぱいにお花やハートを刺繍しようと思って始めたところに娘が来たので、
「ねえ、見て、可愛いでしょう」
ちらっと見た娘
「お、かわいいね。でもまあ、ジーンズに羽、よくある図案だね。」と。
うちの娘、いつもなかなか辛辣なコメントを言ってくれる。
でも、、、、、
そう言われてみれば、どんな刺繍をしようかな?と考えた時、迷わず天使の羽を刺繍しようと思いついた。なぜ思いついたか、
そうだ、昔姪っ子が着ていたレッドペッパーのジーンズだ。天使の羽の刺繍がとても印象的で頭に残っていたことに気が付いた。
デザインを考える時、自分でも気が付かず何かに影響されていることが多い。美術館に行ったり、ショッピングをしたりして、色々な物を見て 刺激を受け何かを作るきっかけになることはよくある。それはとても良いことだし、それをうまく消化して物作りが出来ればと思うけど、時々まねっこのようになることもある。
こんな素人の私でも真っ向からまねっこと言われるようなものは作りたくないなと思う。娘に言えば、偉そうな事言ってる、と笑われるかも。
先のジーンズ、足元までいっぱいに刺繍をと思ったけど、娘の一言で気持ちが萎え、小さなハートと天使の羽(のつもり)で終わりにすることにした。次回は娘にあるあるリメイクと言われないようにするぞ!